旅する櫂伝馬

櫂伝馬を守り、育てる

大崎上島の伝統文化、櫂伝馬競漕。往時は遠方から参拝者が押し寄せ、たくさんの人で賑わっていました。しかし、島の過疎化と共に櫂伝馬に関わる人々が減少し、櫂伝馬を続けることが年々難しくなっています。そこで、「旅する櫂伝馬」の挑戦が始まりました。

旅する櫂伝馬は、大崎上島から宮島までの約80kmもの距離を櫂伝馬で航海します。旅路に近い地域で櫂伝馬のPRも行います。大崎上島のかけがえのない伝統文化の継承と発展を願い、若者たちは櫂伝馬を漕ぎ、目的地を目指します。

旅する櫂伝馬　～参上!!大崎衆!!～
目的	大崎上島における伝統文化の継承と発展。瀬戸内海洋文化の復興、創造、そして継承。
内容	櫂伝馬による大崎上島～宮島間の航海を実施。道中、様々な地域に大崎上島の伝統文化である櫂伝馬をPRしつつ、到着地、寄港地を目指す。到着地、寄港地では櫂伝馬の体験乗船会を開いたり、櫂伝馬競漕の再現をしたりと、強く櫂伝馬をPRする。到着地、寄港地では地域の人との交流会を設け、お互いの地域について話し合う。